コーヒー1杯分の幸せを作ろう

3児の育休ママが、コーヒー1杯分の時間やお金を作るために役に立ったものたちを、挫折や試行錯誤の経験を交えながら紹介します。

置かれたものを全て食べたがる息子(実際は食べない)

【時間と心の余裕があればトレードオフは免れる】


息子はテーブルに置かれたものを、全部自分で食べたがる時があります。これはママのだからと言っても、嫌だ、僕が食べると言って、自分の方に引き寄せます。で、他の人のところに取り分けると怒ります。娘の離乳食ですら、食べたがります。


今朝も、私と息子の二人分のパンを食べたがって両手に持って、娘のために置いたバナナも食べたい!と喚きました。


「じゃあ、バナナをあげるから、パンをちょうだい」と提案したら、今朝はそれで納得してパンをひとつ渡してくれました。

 

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このトレードオフ、あんまり本当は育児で使いたくないんですよね。なんだかすごく時間割引率の低い、頭の悪い行為な気がしてます。


例えばベビーカーや自転車に乗りたがらない時、どうしても「乗ったらチョコレートあげるから、乗って」という風に、時間が無い時や疲れている時は言ってしまいます。


子どもはそんなに馬鹿じゃないんで、”チョコレートをもらわない限り、ベビーカーや自転車に乗らない"という風には育たないということはわかっています。


でも、できれば「今は歩きたいんだと思うけど、歩くと30分かかる距離がベビーカーだと15分で行ける、さらに自転車だと5分でいける。その残りの時間でたくさん遊ぶことができるんだよ。」と理性的な説明で納得して欲しいです。


それなりに与えることができる安価で、かつ機嫌をとるもの、これがお菓子しかないということに問題があるんでしょうね。かといって、新しいおもちゃを買い続けるわけにもいかず、絵本とかで釣られる性格でもなく。今朝のトレードオフ合戦はバナナで済んで良かったと思うことにします。

 

でも、いずれは全部自分のものじゃなくてある程度相手にあげることができるという性格にはなってほしいです。これは習う習わない以前の問題なので、親が示してあげるしかない気がしています。そうじゃない時は、「こうやって分けてあげるんだよ、そうするとみんなで食べると美味しいよ」ということを教えていくしかない、さらに冷静にそういうことを教えてあげることが出来るには、親に余裕がないとできません。

 

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今朝は、どうも気分が乗らずに、怒鳴りはしかなったものの、朝ごはん後も、遊ぼうと言われた時に一緒に遊ぶ気になれませんでした。

 

仕事や書きたい小説のこと、フランス語のこと、色々ノイズが多くて若干トンネリングを起こしてしまっている気がします。

今はもう息子と遊ぶ時間なんだ、仕方ないんだとタイムスケジュールをうまく回していけるようになりたいです。


今まで正直、育児のことをあれこれ考えるのは時間の無駄だと思っていました。子どもをコントロールしようと思うのが嫌だったということもあります。

 

あと、戦略も立てれなくはないのですが、そこに意志の力を使いたくなくて、それよりももっと自分のキャリアとかそっちの方に使いたいと思ってました。


でも、それで結局怒りが溜まって、本来使うべき白能力を何にも使えていなかったら本末転倒ですよね。子供と向き合う時間はちゃんと子供と向き合う時間として見てあげようと思います。


時間と自分の気持ちをたっぷり取っていれば、安価なトレードオフを提案せずに、ちゃんと理詰めで説明できるようになりそうです。


自分の中でタイムスケジュールを作ってみたので、とりあえずそれでやっていこうと思います。