コーヒー1杯分の幸せを作ろう

3児の育休ママが、コーヒー1杯分の時間やお金を作るために役に立ったものたちを、挫折や試行錯誤の経験を交えながら紹介します。

苦手な本を紹介するのも楽しい

「ダークホース」という本が、とても面白いです。

Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (三笠書房 電子書籍)


「好きなことを仕事に」と聞くと「はいはい、またこの手の話ね」と思いがちですよね。
この本は、ひと味違います。「小学校の頃から歌がうまいのうまかったから、大人になった今でも歌の仕事についています」という、モーツァルト風のサクセスストーリー本ではありません。

例えば「恵まれない環境から抜け出したい一心で、 DV 夫と結婚してしまった。音楽のコンサートに行っても門限で殴られるのが嫌だから、コンサート中に家に帰ったこともある。音楽とかけ離れた仕事に就いていたけれど、夫の元を離れて、音楽学校の受付の事務の仕事を始めた。そのうちに音楽の仕事の話を耳にして、応募して、今やっと音楽の仕事ができている」など。

天性の才能がなくても、小さい頃からその道に進んでいなくても、いくつでも遅くない。そんなメッセージにあふれています。
自分の進むべき道を見つけて、それなりに幸せに暮らしている例が多くて、「今からでも間に合うのかな」って勇気づけられます。おすすめです

この本に出会ったきっかけは、知人から教えてもらったことでした。
「最近、面白い本に出会えない」と愚痴ったことがきっかけです。

また、私が面白くないと思った本をKindleのライブラリで公開したところ、
「え!私はその本、面白かった!」という感想をもらい、なかなか楽しかったです。

別に自分の好きな本を無理に相手に好きになってもらうつもりもないし、逆もまた然り。
良い本を紹介するだけでなく、「流行ってるけど自分は苦手だと思った本」を紹介するのも、相手をより深く理解するきっかけにな気がしています。

なかなか苦手な本って、 SNS で発信しませんしね。悪口みたいになっちゃうし。