コーヒー1杯分の幸せを作ろう

3児の育休ママが、コーヒー1杯分の時間やお金を作るために役に立ったものたちを、挫折や試行錯誤の経験を交えながら紹介します。

ハロウィンで一人だけ仮装しない男の子

保育園のクラスで、ハロウィンの集まりがありました。長女の2歳児のクラスで一人だけ、仮装せずに私服で来ている男の子がいました。

パパに"コスチュームは買ったの?"と聞くと"一応買ったんだけど、本人が着たがらないから、もう私服でいいかなと思って"と言っていました。

そのパパはカナダ人で、子供が生まれるタイミングで日本に来ました。同調圧力を感じずに我が道を行くタイプで、年齢が少し上なこともあり、穏やかな雰囲気をまとっています。日本語は一言も話せません。

周りのパパやママが"それはやっちゃダメよ!"というようなこと(例えばマンションに侵入したり、柵をよじ登ったり)というのも、ニコニコしながら本当に危なくなるまで眺めているタイプです。

"この子の性格は、僕に似ててね。僕も他人に何かしろって言われたらやりたくなくて、何もするなって言われたら、したくなるそういうタイプなんだよ。これは僕の性なんだ(it 's my fault)"と言っていました。

多分私だったら"仮装しない"と言われた日には"みんなしてるから着てよ!"とか"せっかく買ったのに勿体ない!"ってなっちゃいます。そういうゆるさも素敵だなぁと思って見ていました。

ちなみに職業は家でトレーダーのビジネスをやっている、個人の投資家らしいです。自分の責任で全部決められるという仕事も、性格に影響してるのかもしれませんね。

会社員として働く限りは、ゆるさというのはある程度の出世しないと許されていないような気がしています。

むしろゆるくないような働き方をしてる人は、ゆるい働き方を見ると羨ましいとか妬んだりしますもんね。そういう環境からは脱出するのが一番なんでしょうねー。

私も会社員人生が長いこともあり、他人に対するゆるさを許してあげるというところが欠けていたような気がします。

子供に対して"絶対に帰ったら手を洗う"とか"寝る前におもちゃを片付ける"とか。

たまに手を洗わない日があったり、片付けない日があったりしてもいいというのもちろんわかっているのですが、、、病気になったら嫌だなーとか、結局おもちゃ私が片付けなきゃいけないしなーとか思って、ゆるさを許容できないでいます。

自分に対しては結構ゆるくなれるようになってきたので、次は他人に対してもゆるくなれるようにしていきたいなと思っています。