コーヒー1杯分の幸せを作ろう

3児の育休ママが、コーヒー1杯分の時間やお金を作るために役に立ったものたちを、挫折や試行錯誤の経験を交えながら紹介します。

親と暮らして苦しかった理由が分かりました

両親や父方の祖父母など、「愛情」「力」の欲求が高い家族に囲まれていました。
一方で私は「自由」や「楽しみ」への欲求が強いです。

「愛情」については、過保護な両親に、正直ついていけないなと感じていました。
子供時代を振り返って、「どうりで親と暮らしてて、苦しかったわけだよね」と思います。

「力」については、親から「高学歴→大企業」という幸せフレームワークを押し付けられてました。これは、大学受験に失敗して行き詰まります。
なんとか大企業に入ることでフレームワークに復帰したんですが、これって本当に幸せなんだっけ?とよく分からなくなりました。

打破したきっかけは、夫や両親に一切相談せずに転職をししたことです。あとは、自分の家庭を持てたこと。
まあ、転職先もピカピカではないんですが、少なくとも自分で決めたことだし、という清々しさはあります。

ここで多分、今までの私だったら親の愚痴が始まったんですが笑、昨日ちょっといい本を読んだので、思いとどまりました。

もっと、やめてみた。 「こうあるべき」に囚われなくなる暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫)

「やめてみた」シリーズの続編です。
作者は親と昔から折り合いが悪く、母親からされてきたことを嫌だな~と思って生きているタイプです。

作者が歯の状態がすごく悪くなって歯医者に行った時、
「歯医者で母が歯磨きのしつけをちゃんとしてくれなかったんです」と歯医者さんにぼやきます。

すると「なーに言ってんの!そんな昔の事!
お母さんはどうあれ、今のあなたは自分でなんでもできる立派な大人じゃないの!」と笑い飛ばされ、ハッとします。

「確かに私は子供の頃から歯が悪かったけど、今なら自分の意思で治療をすることもできたのに」
「すっかり母のせいにして、自分でできることすらほったらかしにしていたのかも」と。

親のせいにするのは簡単ですが、そこから変えていくのは自分次第。
もう大人だから、何でもできますもんね。ブレインロックを外しつつ、私も考え方を変えていきたいです。

そんな変わろうとする人の背中を押してくれるかのような、一つの詩があります。

言い訳にするな
あの日 あの一歩を 踏み出さなかったことを
いまをがんばらない言い訳にするな オレ

これからは いまを生きていく自分でありたい

よもちゃんが教えてくれた「空が青いから、白をえらんだのです」という、奈良少年刑務所に入った少年達が書いた詩集より。

空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集― (新潮文庫)

重犯罪を犯した少年と聞くと、どうも性悪説のように感じしまいます。ただ、それは違っていました。
この本を読むと、彼らの奥底にあるとてもピュアな部分に触れて、ただただ驚きます。

同時に家庭環境ってすごく大事なんだな、と身が引き締まる思いがしました。

家で感じていた、地味な不平不満の原因

家で感じていた、地味な不平不満。
それは3人子供がいながら「家が独身男性の仕様になっている」ことでした。

原因は、明らかです。
去年の4月に引越した時、コロナの影響で子供たちと私の実家に6月まで居たため、新居にはしばらく夫しかいませんでした。
そのため、新居の家具や雑貨はほぼ夫によって揃えられ、夫仕様になっていて、正直、暮らしづらいなとずっと思っていました。

例えば、細かい仕切りを使ってデバイスやコードがきちんと揃えていても、子供の手の届くところにあると、すぐにぐちゃぐちゃにされます。
床に散乱するので、結局、私が片付ける羽目になります。

お風呂におしゃれな雑貨を置いたものの、カビが生えて不潔だし、掃除の度に上げ下げするのも面倒。
そもそも、掃除をするのも、私。住むうちに、どんどんストレスが溜まっていきました。

買い替えると「せっかく俺が買ったのに」「せっかく俺が快適になるようにしてあげたのに」と、夫は不機嫌そうな顔をします。
1年半くらいかかって、面倒臭いなと思いながらも説得し続けて、少しずつ買い替えていったりして、やっと快適になってきました。

これから学んだのは「引越し後しばらくは、自分が不在で配偶者を独りで住ませる状態を作ったらダメだ」ということでした。
子供がいない状態で快適な家になったとしても、子供がいると全く異なってきますしね。

ちょうど今、楽天お買い物マラソンが開催されています。
これを機に、他にも不平不満を抱えるきっかけになっていたものを思い切って買い替えることにしました。

まず、Android 。今まで OPPO Reno A 3を使っていたのですが、画面の反応が悪く、動作も鈍くなっていました。
楽天モバイルの店舗で OPPO reno 5 A を触ってみたら結構快適だったのと、カメラの画素数が多くてテンションが上がったので、こちらにしました。

CPH2199IB(RENO5A) OPPO(オッポ) OPPO Reno5 A(SIMフリー版)

次に、お風呂やトイレ掃除に使える電動ブラシ。
お風呂掃除は今まで100均のスポンジを使っていたのですが、どうしてもゴシゴシやるのが億劫で、掃除をせず、汚くなったら外注して、お金がかかっていました。
トイレはスクラビングバブルという使い捨てのブラシだったのですが、ちょこちょこなくなっては買い足すのが手間でした。

バスポリッシャー 充電式バスポリッシャー

お買い物マラソン、期間は2021年10月4日(月)20:00~2021年10月11日(月)01:59です。
これを機に、小さな不平不満を解消するアイテムを試してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、勝間和代さんのお勧めしているオリーブオイル「エグレヒオ(本当に美味しいです)」や「わじまの海塩」も対象になっていました。

エグレヒオ

わじまの海塩
[rakuten:lifucoco-shop:10000319:detail]


・・・なんかアフィリエイトのブログみたいな投稿になっちゃいましたw

ストレススコア88点の日々を抜け出したい

子どもたちは朝5時くらいに起きます。保育園の時間は9時からなので、子どもたちが朝起きてから保育園に送るまでに、すでにヘトヘトになっています。
ちなみに夫は6時半に家を出て仕事へ行くので戦力外ですw

今日「朝起きてから保育園に行くまでの時間が苦痛だ。家でNetflixを子供達に見せてるけど、あまり長い時間見るからイライラしてくる。でもテレビを見てないと家が散らかるし、家事もできないから、もやもやする」という話を近所の3児ママにしました。

すると、「朝早く家出て、その辺ぐるぐる散歩してたら?私はそうしてるよ」と教えてもらえました。やってみようと思います。

10月から夫が異動になり、独りで3人育児する時間が増えて、ストレススコアが88点を叩き出しました。
そのため、自分の幸せを奪うものはなるべく排除するようにしています。

あんまり大きな声で言えないのですが、夫の親戚との LINE のグループは
「メッセージが来た瞬間、未読だけど即非表示」にしています。そのため未読が100件近くなっています笑。

「今日はみんなでお寿司を食べました」「今日は甥っ子がスイミングで一番になりました」など、どうでもいいニュースが目に入ってきて、
それに対してレスポンスをしなくてはならないという脳のリソースを奪われるのが嫌で、メッセージが来た瞬間に抹消しています。

みんな、多分私が LINE 見てないことに気づいていると思います。
ただ、何か言われたことはないので、まあいいかと思ってます。さすがに私と子供たちの誕生日の日だけは開封して、お礼のスタンプ送りますが。

新宿中央公園と、色んな変化

友人の主催してくれた、新宿中央公園のピクニックに参加しました!
ワンオペで日曜日どうやって過ごそう〜と頭を抱えていたところ、ベストタイミングでのイベント。とてもありがたかったです♪

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だいたいワンオペの週末は、近所の公園で過ごすことが多いです。
特に待ちあわせしているわけではないけど、大体いつも同じような顔ぶれで、同じような話題になりがちです。

それはそれで楽しいし息抜きになるのですが、今回のように普段と違った公園で異なるメンバーと話ができるのも、また一興。
内容も子供の話だけでなく、一言で表せないくらい多岐にわたり、あっという間に2時間が過ぎました。

今は年中さんの長男が小さい頃は、ピクニックに行っても走り回ってばっかりで、
結局1秒を座る暇がありませんでした。行く前は「今回も挨拶程度で終わっちゃうかな」と思っていました。

でも、メンバーが色んなおもちゃを持ってきてくれたり、一緒に遊んでくれたり、おいなりさんをくれたりして笑、
結局、2時間も話すことができました。びっくり。つくづく、子供たちの成長と、人に助けてもらうと不可能が可能になるだなあ、というのを感じました。

こうやって出かけていると「子ども3人連れて、外に行けてすごいね」と言われますが、
むしろワンオペの日こそ、なるべく外に出るようにしてます。

これは3人目を妊娠した時に「みんな、どうやって過ごしてるんだろう」と思って、とりあえず子供が3人以上いるママの本を片っ端から読んでいたら、
「どうやら外で過ごすか、家に人を呼ぶか、どちらか」だと分かったからでした。

正直、あんまり芸能人の出している本はピンと来るものがなかったのですが、
この堂珍敦子さんの出している『「甘え上手」な子育て論』は割と参考になりました。

「甘え上手」な子育て論 (VERY BOOKS)

この方もほぼワンオペなんですよね。で、実家が遠くて、子どもがなんと5人。
自分とシチュエーションが被ってていたからこそ、だからこそ参考になったのかもしれません。

新宿中央公園は今まで何度か来たことがあったのですが、心理的距離が遠い場所でした。

それは、新宿駅から歩いていたからです。
家から直線距離では近いのですが、新宿駅は人が多く、エレベーターが限られた場所にしかないので、ベビーカーを引いている結構使いづらいんです。

たまたま Google マップで調べたら、新宿中央公園まで渋谷からバスが出ていることを知って。
新宿駅を使わなくて済むようになり、とても行きやすくなりました。

傍から見たら「なんだ、そんなこと」と思うような、小さな一歩かもしれません。
ただ、季節の移り変わりや年月の移り変わりとともに、変化を感じることのできた。そんな秋の一日でした。

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東京という「ゴミ箱」

東京で育児をしていると「あー。もう、都会に疲れた。自然の中で暮らしたい」と思う瞬間が、結構あります。

私のように子供3人いる身で渋谷に住むなんて、正直どうかしてると思います。
よっぽどのマゾヒストじゃないと、できません(本当にそうであるかは、置いておいて笑)。

なぜなら、車は多いし、道は狭いし、家賃は高い。デメリットを挙げれば切りがありません。
中でも疲れさせるのは、どこへ行っても、人、人、人。これは、物理的に人口が多いというわけではありません。

それは、絶えず「他の人間」に接することで、何かを感じさせられて、刺激を受け続けるから。

かつて岡本太郎は、「東京は、ゴミ箱をひっくり返したような街だ」と言っていました。
パリやニューヨークのような完成された、洗練された都市では決してない。何者かになろうとする人々の欲望が蠢いていて、街全体が生きている。
それを象徴するかのように、古いものは取り壊され、新しいビルが建ち続ける。そんな街だと。

この話を、浅草に住んで銀座で黒服をしている友人にしたら「俺の生活圏内では、むしろ街そのものがゴミ箱っす!」と笑っていました。
嫉妬や、絶望や、希望が、たくさんあると。ちなみに彼自身もミュージシャンを目指して上京し、生計を立てるためと、人脈を作るために黒服をしているそうです。

そんな人間の感情を抱え込んだ、ごちゃごちゃした「ゴミ箱」の東京。そんな中で生き抜く方法は、人によって色々あるのでしょう。
私は「他の人間」で疲れる生活を送りながらも、矛盾するようですが、「とにかく他人と話すこと」で、なんとか息できています。

それは、生ゴミのような悩みに「くさいものに蓋」をして同じくやり過ごす人に出会ったり、自分ではガラクタと思っていたものが実は宝物だと気付かせてもらえたり。
ドブに落ちかけた私をすくい上げてくれるのは、いつも「他の人間」でした。

他人とは何度もお会いしていくうちに、深い話ができるようになっていきます。
その度に違う面が見えてきて、いつも「話せて良かったなあ」という気持ちでいっぱいになります。

昨日は友人たちと料理を作りながら、ぐだぐだと話していました。
台風の影響で、外では嵐が吹き荒れています。でも、不思議と全く嫌な気持ちはせず、むしろ私の心のもやもやを洗い流してくれたように感じました。

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また、都民の日ということで、保育士の友人が東京にちなんだ工作を企画してくれました。
子供の足型をとって東京ばななに見立てる、なんともユニークなワークショップ。しかも、自分で考えたとのこと。私では、絶対に思いつきません。

0歳の次女は保育園に入っておらず、こういった記録をなかなか残せておらず。幸せな記憶とともに、幸せな記録も残せたのでした。

信頼できるブランドでも、よく考えて買わなきゃダメだった

いつも直感を信じて生きてきています。
特に、信頼できるブランドのものはすぐ買ってしまいます。(信頼できる「人」は最近の一連の出来事で、さすがにすぐ買うことはしなくなりました)。

そのため、「いいな」と思ったらすぐに取り入れたり、購入したりしています。だからこそ、高額商品を買ってしまったりするんでしょうね。
留学詐欺にあった経験もあるし(これは本当に詐欺で、お金を振り込んだけど留学ができなかったしお金も返ってきませんでした)。

脊髄反射の人生を終えて、そろそろ疑って生きなくてはいけなのかもしれない。
そう思える出来事が、先日またありました。

ディプティックという大好きなフレグランスのブランドがあります。
普段ここの香水を愛用しており、家で使えるディフューザーをご購入してみました。ディフューザーに香りのカプセルを入れて使うタイプです。

ディプティック プラグ イン ディフューザー *香りのカプセルは別売り

店頭で香りのカプセル「ミモザ」の匂いを嗅いだところ、とても良い匂いだったので、購入しました。

【DIPTYQUE(ディプティック)】【国内正規品】カプセル

でも、家でディフューザーに入れたところ、まったくカプセルだけの匂いとディフューザーに入れて出てくる匂いが違っています。
正直、ディフューザーから出てくるそれは、よくあるカーフレグランスのような安っぽい匂いでした。

カスタマーセンターにクレームを入れて返品をしようとしたところ「一度でも開封した物は返品ができない」と言われてしまい、がっかり。
大好きなブランドなので、「カプセルの匂いと、ディフューザーから出てくるカプセルの匂いがあまりに違っている。これからは店頭では、デュフューザーにカプセルを入れた状態の匂いを嗅がせて欲しい」と提案しました。

カプセルとディフューザーは、合わせて3万円くらいします。
今まで大好きな香水のブランドだったので信頼して買ったのですが、裏切られた気分です。返品ができないというところも、どうかと思いました。

例え信頼できるブランドであっても、雰囲気に騙されず、疑うようにしなきゃダメですね。自分の収入の1%以上のものは、特に。

※香りの感想は個人のものです。こちらが絶対にダメだと言っているわけではありません。
人によってはすごくいい匂いだと思うかもしれない、ということを付け加えておきます。

5年近くかかった、おもちゃの収納が解決しました

最近、一番人生を変えてくれたなと思う語彙があります。それは、知人が口にした、「モノに住所を与える」というフレーズです。
意味は、字面の通り。モノは必ず、決められた場所に戻す。その日によって、戻す場所が変わるというものを作らない。

これによって、5年近く頭を悩ませていた、おもちゃの収納をスッキリすることができました。
今はこのようにラベルを貼って、使った後は戻すように、私も子供も徹底しています。

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今までは私だけがどこにしまっているのか分かって、子供はよくわからない状態が続いてたんですね。
だから物がぐちゃぐちゃになったり、混ざったり、なくなったりして、片付けるたびにイライラしていました。

「小さいお子さんがいる場合は、見える所の収納は美術館のようにして、見えない所の収納は保育園のようにするのがいいですよ」
と、知人から教えてもらい、これも目から鱗でした。

そこで、「おもちゃの収納で困っているので、園での収納をどうしているのか教えて欲しい」と保育園の先生に相談したところ、シンプルなルールを教えてもらいました。

それは、
①一箇所に、一つのものしか入れない。例えば鉛筆の箱には鉛筆しか入れない
②子供達の手で元の場所に戻させる
ということで、実際に見せてもらい、真似して今に至ります。

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長年ストレスだったおもちゃの収納がすっきりして、片づけのストレスを感じることが少なくなりました。
とはいえ、リビングに出しっぱなしのレゴを踏んで「痛い!」とイラつくこともありますが笑。

他に教えていただいた、山崎実業のフライパン立ても秀逸です。
今までフライパンを重ねてしまっていたため、使うたびにストレスでした。こちらを使うことで、さっと取り出すことができるようになりました。

山崎実業 シンク下 フライパン&鍋蓋スタンド ホワイト

同じ山崎実業では、子供用の水筒の乾かす&ゴミ箱にも変身する「タワー」も子どもが小さい家にもお勧めです。

山崎実業 ポリ袋エコホルダー タワー ホワイト

語彙と言えば。内田樹が以前「英語でクレームを言うと、びっくりするくらいスラスラと言葉が出てくる」と言っていました。
日本語だと相手に角が立たないように言葉を選ぶのが、英語だとものすごくストレートに表現できたと言っていて、面白いなと思いました。