億万長者に学ぶ、子供へお金を融通する考え方
今まで子供へマネーリテラシーをどう教育するか、どれくらいお金の融通してあげるか正解が見出せないでいたのですが、良いヒントになった本があったので紹介します。
となりの億万長者
これは芸能人やハリウッドスターなどいわゆる分かりやすいお金持ちではなくて、貯蓄優等生である資産家を調査対象にした、翻訳書になります。
後半の方の章で子供に何を残していくかというテーマがあるのですが、びっくりするほどに貯蓄型優等生たちは子供にお金を渡したり残したりしないのです。
例えば高級住宅街に家を買ってあげると、それに見合うような高級車や服を買って、孫を私立に行かせなければいけなくなるので、そういった縛りをあえて与えないようにするということでした。
これは決して放っておくというわけではなくて、子供に稼げる力が身につけさせることにお金や時間や労力を注ぐとのことです。例えば教育にはお金をかけていて、子供を私立に入れたのは約55%でした。そして、子供が経済的に自立したら経済的支援をせずに放っておくというのが資産家の傾向としてはあるみたいでした。
この章だけでも面白いので、ぜひお子さんのお金と付き合っていくか悩んでいる方は読んでみてください。