コーヒー1杯分の幸せを作ろう

3児の育休ママが、コーヒー1杯分の時間やお金を作るために役に立ったものたちを、挫折や試行錯誤の経験を交えながら紹介します。

長男5歳の誕生日。育児で幸せの真髄を学ぶ。

今日は長男の誕生日です。5歳になりました。

誕生日前にフライングで義母や義父からおもちゃが送られてきて開封してしまったため、家が散らかっているので少し嫌だなと思っています。もうおもちゃはこれ以上買い与えたくないのですが、本人は欲しがっており、「本はどう?」と聞いたら「本は絶対にイヤ」と言われたので、朝からちょっと不穏な空気が漂っています。誕生日くらい1日ご機嫌に過ごしたいんですけどね。まあ、怒鳴ったり叱ったりしなかっただけ、5年前の私に比べて成長していると思うことにします。

5年前に母となり、現在は5歳と2歳と0歳の3児の母です。子育ては、親育て。大リーグ養成ギプスではないですが、鍛えさせてもらいました。「子育ては幸せの面で見ると、かけた労力に対して返ってくるものが少なく、コスパが悪い」と一般的に言います。ただ、サポートメールで出てくる話が全て育児にも応用できるように、何かしら人生の本質や真髄である「幸せになる」ための訓練をさせてもらってるのかなと思っています。

子供が生まれたばかりの頃は、「子供がいるせいで○○できない」と他責ばかりしていましたが、今は「全て自分の選んだことだ」と思えるようになりました。自分のわがままばかりを通そうとしていた独身時代と違い、夫と対話を重ねてお互いの折り合いをつけて妥協点を見つけていくということもできるようになってきました。短絡的ですぐ感情的になる性格も、「今、誘惑に負けて夜更かしすると、明日の朝4時に起きてくる子供たちの相手ができないぞ」と長期的に物事を見れるようになったりと、言い出せばキリがありません。

確かにキャリアや収入の面では大きくハンディを背負ってるし、海外に住んでいたり活躍している女性を見て、フラストレーションを全く覚えないわけではありません。ただ、人間にはすごく輝いてる時代というのがあり、一方でお休みしてる時期もあります。断面で取りとられた「その人」だけが雑誌や SNS で載っているし、目には見えないけれど、それだけじゃないんだなということを子育てを通じて会話する人間の幅を広げたことで、学ばせてもらっています。

自分はいつ輝ける時代なのかは全くわからないですが、いつかその時代が来ることを信じて、のんびり子供と一緒に成長していこうと思います。とりあえず今朝は、長男の検診。その後、久々に二美味しいよね人でデートでもしようかなと思っています。

私からはこちらの絵本をプレゼントしました。
絵本作家で有名な五味太郎さんの本です。実際に見てみたい方は、青山ブックセンターで見れます。