コーヒー1杯分の幸せを作ろう

3児の育休ママが、コーヒー1杯分の時間やお金を作るために役に立ったものたちを、挫折や試行錯誤の経験を交えながら紹介します。

推しの男、産後の屁

今日も整形外科で腰痛のリハビリ。とにかく混んでいる。
担当の理学療法士さんが5人待ちというので、別の方にやってもらうことになった。

呼ばれて行くと、そこにいたのは、物腰の柔らかい、かつ少しチャラそうな若い男性。
何を隠そう、どストライクである。好みの。

子供を産むと、自分より年下の男の子と接する機会が皆無になってしまう。育児休暇から職場復帰をして一番嬉しかったことは、新卒の男の子と話すことができたことだ。「昨日女の子とホテル行ったら、彼氏とじゃないとエッチするの嫌!って言われたんすよ。だから付き合おって言って、次の日から既読スルーしてたら、見て下さい。こんな LINE 来て......」とか、住んでいるところが180度違う世界、もはや異次元に近い話を彼から聞けるのが、出社の数少ないモチベーションであった。

今回、担当してくれる理学療法士さんは「今は就業時間中だから大人しくこんな格好してるけど、終わったらソッコー遊びに行くっす」という風貌の男性であった。本当は遊びたいであろう若い男性が真面目に仕事してるのを見ると、そのギャップにやられてしまう。

ただ施術してもらうだけだともったいないので、色々と質問をして、時間を稼いだ。よく、オバさんの話が長いと言うが、気持ちが分かる気がする。ただしゃべりたいのだ、若い男性と。

その中で、面白い話があった。

彼曰く、腰の辺りにはゴムみたいなもの(その名前を覚えていなかったのも、若手らしくて可愛い)があり、女性ホルモンの働きで緩んだり、しまったりしている。なので、女性によっては産後だけではなく、月経周期によって腰が痛くなる人もいるんだとか。私も妊娠前にも腰を痛めたことがある。これは女性ホルモンのせいだったのか、と腑に落ちた。

ともかく、若い男性と話すことができて、ご機嫌である。重要なのは、イケメンではないことだ。面が良すぎると、緊張して話せなくなってしまう。気が緩んだせいで、あろうことか、施術中に屁をこいてしまった。

この屁だが、産後、圧倒的に回数が増えた。医者に行けば解決するのかも知れないが、「実はおならの回数が増えて...」というのも恥ずかしい。受付でも症状を記入しなくてはならないし。気のおけないママ友にも、相談できていない。「え、そんなことないし。」と言われたら終わりだからだ。しかも、せっかく築いた友情にヒビが入りかねない。

実は3日前、女性の理学療法士さんに担当してもらった時も、屁をこいてしまった。

両方とも、音がしないからラッキーと思いきや、結構くさいのである。まあマスクしてるしね、と言って普段キムチやにんにくをたくさん食べているから、そのツケが回ってきているのであろう。

ともあれ、前回と今回、両方とも屁をこいてしまった。整形外科で「あの人よくおならするよね」と噂されているのであろうか。最悪だ。患者のプライバシーが守られていることを祈るばかりだ。

すべて、腹筋が足りないせいにしておこう。家でなんとか筋トレを頑張って次こそ施術中に屁をこかないようにしたい。これを筋トレのモチベーションにして、幾度も挫折してきた筋トレを、今度こそ継続しようと思う 。