コーヒー1杯分の幸せを作ろう

3児の育休ママが、コーヒー1杯分の時間やお金を作るために役に立ったものたちを、挫折や試行錯誤の経験を交えながら紹介します。

【育児】自己肯定感を育てるために、褒めまくろう

【自己肯定感を育てるために褒めまくる】


ヨーロッパの子供は、なぜあんなに根拠のない自信を持って堂々としているのだろうと思いませんか?それは親の教育の賜物です。

 

フランス人と日本人の子供にピアノを教えている先生がいるのですが、日本人とフランスの子供、決定的に大きな違いが一つあるそうです。それは「日本人は完璧に弾けるようになるまで、みんなの前で弾きたがらない。フランス人はとにかく下手でも人前で弾きたがる」ということらしいです。


フランス人の親はちょっとうちの子のピアノ上手いから聞いてよ!と言って、人前で弾かせる機会がすごく多い。そして、まぁ散々な演奏でも、大人はすごいね!才能あるね!モーツアルトだわ!とか言って褒めまくる。そして子どもは自信をつけていく。褒められることを知っているから、彼らはみんなの前で演奏したがる。これを繰り返しているから、フランス人の子供は、腕前は置いておいて、ピアノが好きで自信満々みたいです。


また、近所の公園で他の国の親子とすれ違うことが多いのですが、とにかくイタリア人の親子は、子供を褒める褒める褒める!


何があっても、絶対に子供を怒らない。親が謝ってきたり、お礼を言ってきてくれたりすることはあるけど、子供には何ひとつ強要しない。「ごめんなさいは?」「ありがとうは?」なんて言いません。


ちょっと風船を持って走り回ってるだけで、かわいいわねーー、うちの子!!を連発。しかも声がでかいので、子供本人にもちゃんと聞こえる。褒められた子供は嬉しいから、また何かやる、そしてすごくでかい声で褒める、これの繰り返し。とっても好循環が生まれていて、いつもすごいなぁと思います。


小児の精神科医の佐々木先生も、「子供を可愛くないなーと思ってイライラしてしまったときほど、目を見て、可愛いね!と言ってあげてください」と言っています。正直可愛くないと思っていても、かわいいねかわいいねと言い続けていたら、可愛いなと思うようになるし、そうすると子供は親が可愛いなと思うような行動をするとのことです。


私も本当は褒めて育てたいのですが、どうしても怒ってしまうこと、しかも自分のスラックがない時、親の都合で叱ってしまうことが多いので、そのような親子を見ると、いつも反省します。そして、良いお手本を見れて良かったな、と思うことにしています。


ヨーロッパの学校教育がどうなっているのかはよくわからないですが、少なくとも幼少期の大事な時期に家で褒められて育つことで、自己肯定感は半端なく育つだろうでしょう。


子供の自己肯定感を育てるために、褒めまくる。その為には親もスラックも作るよう心掛けなきゃいけませんね。


今年の抱負は「子供を怒らない」だったのですが、これだとちょっと後ろ向き、どれだけこの人は怒ってるんだろう?と引かれてしまいそうなので、今年の目標は「子供の自己肯定感を育てる」これに変更しようと思います。怒らない、より、ちょっとかっこいいし。